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ハイパーカミオカンデ用光センサーの製造が始まりました

ニュートリノや陽子崩壊から生じる荷電粒子が高速で水中を飛ぶ際、チェレンコフ光という微弱な光が発生します。 ハイパーカミオカンデではこの光を水タンク壁面に取り付けられた光センサーで検出することで粒子の検出、識別、エネルギーや位置の測定などを行います。

測定の効率や精度を高めるため、性能の高い光センサーの開発が進められてきました。 新型光センサーは現在スーパーカミオカンデで用いられているものに比べて光検出効率、光量測定精度、時間測定精度といった基本的な性能がどれも約2倍程度まで向上しており、ハイパーカミオカンデ全体の性能向上に繋がっています。

ハイパーカミオカンデの光センサー製造がいよいよ始まり、2020年12月に実際に取り付ける製造品が初めて到着しました。 今回納品された光センサーは、安全に長期で使用するための確認と性能測定を経て、壁面に取り付けられる日まで保管されます。

2027年の実験開始に向け、今後約6年かけて光センサーを製造する予定です。

納入された光センサー6本